株式会社プランシード

COLUMNコラム

スタッフコラム

SDGsへの意識と取り組み その3

あっっっ、という間に9月に突入してしまいました。
気温はまだまだこれでもかと言わんばかりに暑さが続いていますが、暦の上ではしっかり秋の季節ですね。
お陰様で、PLANSEEDのハーフオートメーションに興味をもって下さる方が増えてきており、皆様の「現場の半自動化」に向けて日々、
顧問先の半自動化計画とロボットシステムの設計を練り練り、新しい出会いの数ぶん創作意欲が増し増し、怒涛のものづくりを日々続けております。

 さて今回は、以前お話していました、PLANSEEDがSDGsについて意識しながら取り組んでいることの続きについてお話します!

産業と技術革新の基盤をつくろう
SDGs ( 持続可能な世界を実現するための17のゴール ) の中には、[ 産業と技術革新の基盤をつくろう ]という目標(9番)があります。
持続可能な工業化を促進し、イノベーションを促進することを目的としている目標※1です。

産業:世界中のみんなが生きる為に必要な仕事 → まだまだ足りていない
技術革新:新しい組み合わせで問題を解決 → できることがまだまだ沢山ある

まさに製造業界が大活躍していかねば!と、駆り立てられるような項目ですね。
今回は、 その為にPLANSEEDが取り組んでいること・これからしていきたいこと、についてお話していきたいと思います!

青い作業着を纏う理由
みなさんは、ブルーカラー( blue collor )という言葉を聞いたことはありますか?
主に生産現場で生産工程・現場作業に直接従事する労働者を指す概念※2で、作業服の襟色に青が多いことに由来していると言われています。
ものづくりの会社であるPLANSEEDで働く従業員もそれに当てはまります。

なぜ青色が多いのかといいますと、機械油や塗料などの付着が避けられない為に、汚れが目立ちにくい暗い色が好まれる傾向があるからです。
ではなぜ、暗い色の「作業着」を着用するのでしょうか。
それは、技能系や作業系の仕事をする現場では、少しでも安全に作業をする為に、それに適した動きやすい服装をする必要があるからです。
もしも製造や建築の作業をする現場で、ネクタイやカフスのような装飾のついた格好をしていては、
何かに挟まれたり巻き込まれたりするのではないかという恐れがあり気が散りますし、危ないですよね。
このように、身体へ影響する危険から大切な身を守る為、安全に配慮した格好をしているのです。

これからの現場の在り方
人類が築いてきた文明の中で、歴史的建造物や文化の発展に伴った様々なものを作り上げていく過程では、多くの人災を伴ってきました。
ひと昔前に描いていた“未来”である今、多かれ少なかれ技術は10年・20年前よりは発達しており、人々の生活は大変便利になっています。
それでも、SFの物語であるような、ロボットがマネジメントを担ったり、
人がロボットに何もかも頼った結果、ロボット達が人を操ろうとするような世界にはなっていません。
そういう世界にしようと思えばできるのではないかという程に文明はある程度発展してきているわけなのですが、
技術的な面だけでなく、“人”が、そうなるべきではない、とわかっているから、人が現場で仕事をしているわけです。

しかし従来のように、人災を招きかねないような負担が多くリスクの高い作業までも、このご時世“人”がし続ける必要はありません。
この文明の発達を利用して、現場で働く人々を、従来の仕事の危険性に対する偏見や、ヒューマンエラーから解放していくべきなのです。

ユニバーサルロボット社からの認定
 作業着を着て働く人々を、身体的ストレスや危険から守り、人が得意な作業は人手で付加価値の高い仕事を担う、という、
最適なシステム構造こそが『半自動化(ハーフオートメーション)』であり、
人と協働するロボットシステムの導入をサポートすることで、あらゆる問題を解決へと導いていく役割を、製造業界の一企業として担っているのがPLANSEEDです。弊社では、世界の技術力を学び、日本の技術力向上に貢献しています。

今年2022年、弊社は、デンマークに拠点を置く『協働ロボット』の世界最大手メーカーであるユニバーサルロボット社より、
認定トレーナーとして登録されました!
ユニバーサルロボット社の協働ロボットとは、小型・軽量であるのが特徴で、人と一緒に作業を行えるロボット( Collaborative Robot )であることから
「コボット」とも呼ばれています。 小型である上に可愛らしい名前ですが、製造業界における超有能な革命児的な存在です。

ユニバーサルロボット社から認定Sier(エスアイヤー : システム開発や運用などを請け負う代理店のような役割 )になるには、
一筋縄ではいかず、認定試験に合格する為に約3年の月日、諦めず挑み続けました。

PLANSEEDの想い
日本人は、“日本製”のものに安心感を覚える傾向にあります。
日常生活の中でも、お買い物の際に、食品や家電など日本で生産されたものを選ぶ人は多いですよね。
世界最大手と言えど、海外から導入した協働ロボットを半自動化の為により安心して導入してもらうには、
弊社が先ず、お客様にとって「安心して依頼のできる企業」になるべきであります。
ユニバーサルロボット社から正式に認定されたことで、世界の技術力を学び、日本の技術力向上に貢献するという、
大きな一歩を進むことができました。
日本の産業にとって技術革新していく為の縁の下の力持ちとなり、これからの製造業界を支えていく企業であれればと思っております。

安心と安全に守られた働き方
前述してきたように、製造の現場に半自動化( ハーフオートメーション )を導入することで、
身体に及ぼす危険性によるストレスから解放され、安全性の確保ができます。
せっかく人として、仕事をするのだから、安全な環境で、人にしかできないことをして生産性を上げていきたいものです。

世界の人々が一丸となり、SDGsという、大きな目標を掲げています。
ものづくりの現場に協働ロボットを導入し、ロボットと人で最大の能力を発揮できるような環境作りをしていくことが、
製造業界にとって、新たな礎を築き上げていく第一歩になり技術の革新に繋がっていくでしょう。

※1 出典: Edu Town SDGs
※2 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

フォームが表示されるまでしばらくお待ち下さい。

恐れ入りますが、しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合は、こちらまでお問い合わせください。