COLUMNコラム
ハーフオートメーション®経営プログラム通信 VOL.0
-人手不足時代に”自走する工場”をつくる実践メソッド-
皆様お元気にお過ごしでしょうか。
PLANSEED株式会社の細野でございます。
早いもので11月に入りました。
来年の計画をしなくてはと思いつつ、忙しさにかまけてしまっております。
さて、この度「ハーフオートメーション®経営プログラム」の発表にあたり、
何回かに分けて私の考え方などを発信させていただければと思っております。
私がこのプログラムを開発した背景には、様々な経験があります。
私は、週に2件ほどの新しい現場に伺い、
月間で8件、年間に直すと100件ほどになります。
現場を拝見すると、お客様から悲痛なお言葉をいただくことが多くあります。
例えば・・・・・
・うちなんか、お客様から言われた製品を作っているだけだから
・メーカーに作ってもらった機械があるけど使いづらくて、今は倉庫に眠っている
・自動化を進められる人材がいないから、メーカーに見てもらって提案をしてもらうしかない
・以前、海外の安い機械を入れたけど使い方が分からず、今は使っていない
・社長の意向でロボット入れたが、現場からすると使えず、動いていない
・現場に自動化をお願いしているが、反発があって進まない
・自動機メーカーに改修を依頼したが、仕様を聞いていないため追加費用が発生すると言われた
・古い機械があるが、メーカーが既になくなっており、壊れたら手作業になる
・段替えに1時間かかるため、人の方が早い気がしている
こうした声を聞く一方で、非常に自動化がうまくいっている(成功)している会社があるのも事実です。
何が違うのだろう?と考えたときに
「経営者のマインド面(考え方)」
「自働化の基礎技術」
「会社の強みを生かしている」
この3つの点が大きく関係していることに気が付きました。
「自働化にマインドが関係あるの?」と思われるかもしれませんが、一番大切な要素です。
それは、この人手不足時代が続く中で、どのように生産し利益を出していくか理念からくるビジョンを明確にする必要があるからです。
このビジョンが現場まで浸透しているからこそ、社員が「自走」してくれます。
私が考える自動化は、ニンベンが付いた「自働化」です。
人と機械が共存しながら、お互いを補いつつ生産していく考え方です。
半分は人なわけですから、会社が目指している方向性が曖昧ならば動き方も曖昧になります。
自働化の基礎技術は、言うまでもなく基礎知識です。
基礎技術を持っていないとメーカーの言いなりになってしまうということなのです。
家を建てる時も、ある程度知識は勉強すると思います。
それと一緒で、値段で決めてしまうと後々後悔することになります。
しかし、値段で決めてしまう会社がなんと多いことでしょうか。
最後に会社の強みについてです。これもまた重要です。
お客様からお聞きした言葉の中にもありますが、「うちなんて・・・・」という言葉です。
強みのない会社などありません。ニーズがなければ、とっくに淘汰されているはずです。
現在忙しくモノを作っているということは、必ず理由があり、お客様が存在するということです。
メーカーからすれば自動機を作れば良いのですが、それではダメだと気が付いたのです。
中小ものづくり企業が元気にならなければ、日本は良くなりません。
もっと、根本的に強くなる方法。それが、自社で自働化を「自走」できることなのです。
これを実現させる為に、「ハーフオートメーション®経営プログラム」を創りました。
内容は、次号からお伝えしていこうと思いますが、このプログラムはオンラインとリアルのハイブリッド型です。
そのため、お時間が許すタイミングでいつでもオンラインで講座を進められます。
そして各ポイントでリアルでお会いし、具体的な課題を一緒に解決していきます。
私も中小の経営者でありながら技術者でもあります。
経営者しか分からない気持ちや悩み、技術者にしか分からない気持ちや悩み、その両方を理解できる立場です。
ぜひ、一緒にあなたの会社の力になりたいと強く願っております。
長文になりましたが、また次号で色々書かせていただきます。
また、随時無料の体験会にも登壇させていただきます。
無理な営業は致しませんので、お気軽にお越しください。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
それでは、次号でお会いいたしましょう。
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