COLUMNコラム
新型コロナウイルス 第2波・第3波への事前準備
皆様いかがお過ごしでしょうか。
コロナの影響で大変な状況に見舞われておられる経営者様もお見えになります。
私も、社長業をはじめて14年になります。
まだまだ若造ですが、リーマンショックも経験し、コロナを経験しております。
大変な時代を迎えているとツクヅク実感します。
今大切なことは、これから起こる第2波、第3波に事前に備えることです。
私どもの会社でも、出勤ができなくなってしまった場合でも
自宅からサーバーにアクセスできるようにネットワークを組んだり、
マスクや消毒用アルコール等があるうちに従業員用に確保したりとできることから
取り組み事前準備をしております。
皆様の会社様も何か事前準備されてみえますでしょうか。
生産ができなくなったら。
生産者が、限られた人数しか出勤できなくなったら。
勤務体制が変わったら給与体系、人事評価はどうしよう。
外国人労働者が入国できなくなったら。
資金繰りはどうしよう。
コロナの影響で取引先が危なくなったらどうしよう。
考えられる様々な状況に備え事前準備が必要です。
しかし、この未曽有裕の事態に「強い企業とはどんな企業が生き残れるのか」
さらに深く考えるようになりました。
私は思うのです。やはり「いい会社、強い会社」が生き残ると。
あたり前のことじゃないかと思われる方も見えるかもしれません。
しかし、いい会社とはどういう会社のことを示すのでしょうか。
働く方にとっては、雇用の継続、生活向上を実現してくれる、
自己の成長と願望をかなえてくれる、世の中にとっては社会貢献企業であることが
いい会社となり選ばれる会社になると考えています。
では、強い会社とは。
もちろんキャッシュが沢山あることも一つあるかもしれません。
しかし、大切なことはこういった非常事態の場合に
すぐに変化できるか。変化対応力が大切です。
私の知り合いになりますが、コロナで日本各地が騒ぎ始めたころには、
製造業という固定概念を捨て、会社の車を利用して
食事のデリバリーを従業員全員で行っている会社様もあります。
もちろん今でも従業員は一人も退職していませんし解雇もしていません。
皆さん本当に素晴らしいと思われませんか。
なぜこんなにカメレオンのように、一気に変化できたのか。
つまり、考えられる様々な状況の変化に「事前準備」をしていたからです。
この会社は、リーマンショック時に大変な思いをし、そこからすべてを見直しました。
生産現場のリスクを考え対応しておくこと。
合わせて社内改革を断行してきたそうです。
社風改善やコミニュケーション能力開発、経営者と従業員の関係性強化、
企業のブランディング、定着率が高まるような仕組み構築や、人間関係の改善、
企業の目的目標を明確にし人事評価制度への落とし込み等々。
そうです。まさに、弊社で提唱しているハーフオートメーション戦略の考え方と同じだと驚き、
この戦略は間違っていないと改めて確信しました。
「変化ができる企業」=「強い企業」である。
→普段から会社の方向性や経営者の考えがしっかり末端の従業員にまで伝わっている状態であり、
従業員同士のコミュニケーションが素晴らしく、人間関係が非常によく、
頑張った分が正しく評価される人事評価がある企業。
だから経営者の判断に従業員は、
会社と経営者を信頼し危機を乗り越えるべく自ら「変化」したのです。
皆様も事前準備をしましょう。とても大切なことですし今からでも遅くありません。
PLANSEED でも、人づくりの側面からお手伝いいたします。
コミュニケーション研修、マネジメント研修、機械設計学習会、等
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