株式会社プランシード

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職場環境について考える

『働きやすい職場』について考えるとき、どのような条件を思い浮かべますか?
「定時で帰れる」「休暇に対して柔軟」「福利厚生の手当が厚い」「服装の自由」などなど、
人それぞれの性格・生活スタイルが異なる分、条件の数は時代の変化と共に、どんどん増えていっています。
今回は、SDGsの達成の為にPLANSEEDが意識している「差別のない職場環境の実現」についてお話していきたいと思います!

固定概念を取っ払う
 近年、女性の実業家が増えてきたり、欧米諸国で次々と女性首相が誕生したりと、女性の社会進出が目立ってきました。
良い意味で、目立っています。なぜ、目立つのでしょうか。なぜ、注目が集まるのでしょうか。
答えは明確で、世界中で女性が社会的に差別されてきた背景があるからです。
抜きん出た能力があっても、女性であることによって、表にでる機会さえ憚られてきたのです。
今でもそれらの一部は、女性に対してのみでなく、無意識的に ”文化”として、私たちの身近に溢れています。

・学校や職場で、女性用として指定されているスカートの制服
・“定年”という概念があること
・男らしく・女らしく、という性格や所作に対する指摘

などなど、例をあげ始めるとキリがない程に、”そういえばそれって実はそうなんじゃないか” が、
まるで意識するまでもない事であるように、私たちの目や耳に馴染んでしまっているのです。

それを堂々と ”正しくないよ!”、 “やめましょうよ、嫌なんだから!” と、声をあげる人がいると、
すぐにメディアやSNSから世界中に拡散されて、影響され、反映される。
その過程には何かと色々ありますが、良い世の中になってきているのではないでしょうか。

弊社では、そういった時代の傾向より、積極的に取り組んでいる目標の一つが「女性活躍と高齢者雇用」です。

女性が活躍できる職場
 性別・年齢別ではなく、“人” それぞれの得意分野を活かし活かされないと、現場が、社会がしっかりと機能しません。
そこの、人が “人” である本質に気づいた国々から、女性の社会進出が進んでいるのではないかと思っています。

PLANSEEDでは現在、従業員が計16名おり 女性:男性 = 10 : 6  の割合で、なんと女性比率が高いのです。
 
社内に3名(設計1 経理1、総務1) +1名産休中、
在宅で6名の女性がそれぞれの長所を活かし活かされ、活躍しています。

女性従業員が、各々の能力を活かし、活躍し続けて貰う為には、それぞれの思う “働き安い環境” を整える必要があります。

例えば、弊社に勤務している女性は全員ママさんですので、
こどもの状況に合わせた急なお休みや、出勤時間の変更を認めております。

会社にとって大切な、仕事を任せられる従業員ですが、同時に、こども達にとっては “親” であるからです。
家庭を守る為にも懸命に働いているのに、その守るべきこども達がピンチの時に、
おかあさん・おとうさんを独占してしまっていては、元も子もないですからね。

以前、弊社は岐阜市に事務所を置いており、市から「女性活躍企業」として認定されていました。
その際に、岐阜市の市長から、手渡しで認定企業として表彰されました。
今は本社を市街へ移転した為、認定企業からは外れてしまいましたが、
女性が働きやすい場所を、意識して整えていっている姿勢は変わらず、寧ろ向上させたくて奮闘しております!

例えば、
・服装の自由
・更衣室の設置
・トイレの洋式化  など。

女性・男性、どちらかが一方に合わせるのではなく、双方にとって居心地の良い場所を用意する必要があると思います。

冒頭でも記したとおり、近年、女性が首相を務める国が、増えてきました。
公の前では国家のリーダーとなり先陣を切って、国民を守ろうとしている強く逞しい女性等。
プライベートでは、子育てに翻弄され奮闘する、多くの方々と同じように思い悩むママさん達でもあるのです。
彼女達の治める国のシステム・傾向に倣い、現状では満足せず、従業員それぞれの思いに耳を傾け、
誰にとっても働きやすい、そんな職場づくりを目指しています。

適材適所の幅は広い
弊社では、高齢者雇用を推進(募集)しています。(今はまだ高齢者の従業員はいませんが)
女性だから・男性だからこの仕事というへだたりはありません。
自分がやりたいと思えば社員登用制度も設けています。

PLANSEEDは自動化の仕事をしている会社ですが、実は私たちも人手不足であり、
幅広く・高いニーズに答えていく為には、老若男女問わずに、
共にお仕事をしたいと思ってくれる方々の力をどんどんお借りしなくてはと思っています。

男女平等・フェミニズム※1やマスキュキュリズム※2、等の言葉は、そもそも差別が浮き彫りになるまで浸透していなければ、存在し得なかったはずです。
一概に、性別がこうだから・年齢がどうだからという理由で、その人の可能性を決めつけてしまっては、勿体無くて仕方がない!
人生の設計図は人それぞれ異なり、自分の性や年齢についてどう考えるかのかも、その人次第です。
文明の発達を重ねた現代、今までなかった選択肢があるから、その分可能性が増えているわけです。
例えば今流行りつつある、FIRE ムーブメント※3をよしとして目指す人もいれば、
働くことが楽しくて生きがいだから、年齢に囚われず働き続けたい人もいる。
ひとそれぞれの意志を尊重していくことが、各々の能力を引き出すことに繋がり、社会がよりよい方向へ進んで行くと信じています。

※1 : 女性に対する差別や不平等の解消を主張する考え方。男女同権論。女性解放論。( 出典:Oxford Languages )
※2 : 男性であるが故に負わされる性役割や差別からの解放を目的としている思想。( 出典:Wikipedia )
※3 : 経済的自立と早期退職を目標とするライフスタイルまたはそれを啓蒙するムーブメントを指す造語。( 出典:Wikipedia )

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