株式会社プランシード

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社長のつぶやき

「付加価値が出ている現場」と「付加価値が少ないであろう現場」の違い

皆様暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
岐阜の多治見では、38℃の最高気温だそうです。(汗)
私も暑さに少しずつ慣れつつバテ気味です。

私は、多いと週に3日はどこかの現地へ入って調査をしています。
自動化をしたい、本当に出来るのかな、ここに自動機入れたいなど、様々なニーズがございます。
現場を沢山見ていると自負していますが毎回新しい発見があります。

あの作業は自動化できるなぁ、こんな風に手作業で作られているんだとか様々な発見があります。
ご案内される際に様々な機械を見せていただけたりもします。
そこで機械単体だけではなく、工程全体を見渡して現在の作業風景をインプットしてます。
お客様からご相談を受けた場所以外も見させていただくようにしております。

そこで本題ですが、良くお客様からも聞かれますが
「付加価値が出ている現場」と「付加価値が少ないであろう現場」はどこが違うのか。
つまり利益がでている現場ってどんな感じなのということですね。
沢山あるので書ききれませんが、大きくは下記のようなことを私は感じています。

【付加価値が出ている現場】
・とにかく工場内が綺麗に整理整頓されている
・作業者の負担を極力減らそうとされている
・作業者の顔が明るい
・設備を大切にされている
・作業者がきびきび動ける(効率よく)設備で働かれている
・使われていない機械が少ないことまたはない
・責任者の判断が早い
・何台もの機械を一人で動かしている工程が多い

一方で

【付加価値が少ないであろう現場】
・生産中の製品が機械の中に落ちている
・応急処置をしているであろう工具が散乱している
・使われていない機械やロボットが工場の片隅に置いてある
・作業者が顔が暗い(挨拶しても不愛想な返事)
・工程間の製品が次工程の前で溜まっている
・責任者の判断が1か月以上たってもされない
・やたらと工程面積に人が沢山いる
・材料から生産工程までの歩幅が遠い

現地調査におそらく1000社以上は行かせていただいたと思いますが、いつも感じていることです。

現場の調査も終わり会議室へ。
そこで色んなお話をさせていただいている中で、自動化のことに入っていきます。
が、付加価値が少ないであろう現場については同時に自動化の前に潰せることは改善しませんかという提案もさせていただいたこともあります。
少し機械を動かせば、作業者の負担減りますよという具合です。
あくまでご提案ですのでやるかやらないかはもちろんお任せいたしますが、実際にこれで機械の移設をお願いしていただいたこともございます。
また、使われていない機械の部品やロボットを使用して新しい機械に生まれ変わらせるお仕事もさせていただいたこともあります。

自動化ももちろん大切なのですが、まずは出来ることからでも少しずつ現場改善をされてはいかがでしょうか。
効果はすぐに表れると思います。
もちろんお客様の意思を大切にしつつ現場調査を実施しておりますので、お気軽にお声かけいただければ嬉しいです。

暑い日が続きますが頑張りましょう!

皆様も体調に気を付けつつ頑張りましょう!

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