COLUMNコラム

うちの現場は「完結されてる」?!
皆様暑い日が続いてますね。
各地で40℃とか言われていて本当に危険な暑さですので、水分補給等、気をつけていきましょう!
さて、今回のコラムは「自動化が必要ない・完結している」という内容で書いてみたいと思います。
お電話させていただいている中で「うちは自動化が完結されているので・・・」良くお聞きするワードです。
なかなかそういわれるとこれ以上のご提案は難しいのですが、以前こんなお客様が見えました。
そこでの電話のやりとり、
社員 「半自動化のご提案でお電話させていただきました。」
お客様「うちは自動化が完結しているので不要です。」
社員 「そうですか。わかりました。何か新らたな情報があるかもしれませんので資料だけでも送らせてください」
お客様「わかりました。」
そこから数日後、
お客様「資料を拝見しました。いろんな作業を自動化されていることが分かりました。」
「どこが自動化の余地があるか現地へ見に来ていただけますか?」
社長 「ありがとうございます。わかりました。遠方なので交通費は頂きますがよろしいでしょうか?」
お客様「交通費ならいいですよ。お願いします。ただ、地元のメーカーさんに見てもらいましたがあんまり実現性がないと言われています。」
社長 「見てみないと分からないので、まずはお邪魔します。」
そして現地へ・・・。
工場を一巡させていただきました。
確かに難しい工程もありました。
そんな現場の中で気が付いた事は、
①1つの作業は、単体機で自動化されているが次工程への搬送もセットも人で行っている。
②検査工程は、一部検査機が入っているが検査機へのセットは人。一日400個~500個その作業を繰り返している。
③ゴムライクな製品なので、押出成形途中での不良を人の目で見ている。
④型から出てきた樹脂成型品は、搬送ハンドで型外に出しているが、インサート品は人が介入して型内に入ってセットしている。
まだまだありましたがこの辺にしておきます。
社長 「まだまだ自動化の可能性はありますね」
お客様「確かに毎日風景化してました・・・」
「まだ自動化の余地ありそうですね!」
「でも他メーカーさんにも断られたんです。」
「単体機ならいいが、機械をつなぐことはやってませんと。」
社長 「そうなんですね。確かにそれぞれの専門業者さんがいますからね。」
「もし何かヒントにしていただいて自動化を少しずつ進めて行ってください。」
皆様の現場にお伺いすると、気が付く事が沢山あります。
ただ私もお客様の製品をすべて理解しているわけでもなく、自動化を進められていない理由も会社様によってばらばらです。
すべての会社様に同じようなヒントを差し上げることが出来るかはわかりません。
しかしながら、お客様は製品のプロであり、我々は自動化の機械を沢山経験したプロでもあります。
プロが2名いれば何かしら知恵は出てくることが多いです。
皆様の現場でも完結していると思われているのは自社だけかも知れません。
何かしら自動化できる所があるのかしらと気軽なお気持ちでお問合せくださいませ。
今ある機械を使いながら新たな半自動機を合体させることも可能です。
それでは、皆様もうすぐお盆休みです!
体調崩されないように気をつけて頑張りましょう。
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