COLUMNコラム
ハーフオートメーション®経営プログラム通信 Vol.2
-人手不足時代に”自走する工場”をつくる実践メソッド-
皆さま、年末が近づいてまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
PLANSEED株式会社の代表取締役 細野でございます。
この時期はどうしても慌ただしく、落ち着かない日々が続きますね。
さて、先日あるお客様の「創業100周年記念行事」に参加してまいりました。
100年続く企業は、やはりMission / Vision / Value(MVV)がしっかりと浸透しています。
イベント内容から式典の構成、経営者の発信、社員の振る舞いに至るまで、
すべてが一本の軸で貫かれていました。
会社としての“色”が鮮やかに表れており、大変学びの多い時間でした。
思えば、当社も以前はMVVという概念がありませんでした(笑)。
その頃の会社の姿を思い出しながら、式典に参加していました。
■そもそも「MVV」とは?
M = Mission(果たすべき使命・存在意義・目的)
V = Vision(目指す理想の姿・中長期的な方向性)
V = Value(行動判断の基準・価値観)
結論から言うと、MVVは“なければダメ”というものではありません。
必須ではありません。
では、「作らなくてもいい」「自働化とは関係ない」と思われるでしょうか?
実は、ひとつだけ重要な条件があります。
経営者と社員が“言葉で”同じ未来を語れているか?
ここが最重要です。
単なる雑談ではなく、
「夢や理想、5〜10年先の姿を熱量をもって語り合えているか。」
大手企業のような“かっこいいMVV”を整える必要はありません。
大切なのは、
「社員にとって分かりやすく、日常の中で熱く語れるかどうか」です。
しかし現実には、
・伝えているつもりでも伝わっていない
・言語化しきれておらず、人によって解釈がバラバラ
という状況が多く見られます。
私たちが目指す自働化は「ニンベンのついた自働化」。
半分は機械ですが、半分は“人”です。
だからこそ、言葉による明確化が必要になります。
例えば、こんな明確化があるだけで変わります。
・「当社が果たすべき使命や目的」
・「5〜10年後にどんな工場の姿をつくるのか」
・「その実現のために、何を判断軸とするのか(価値観)」
こうした基準が“ある場合”と“ない場合”とでは、
5年後の工場の姿は大きく異なります。
これはほぼ確実です。
強い会社ほど、MVVが明確で掲げられている。
年間で100社近く、さまざまな工場を訪問していますが、
強い会社には必ずMVVがあり、そして共有されています。
既にある方も、まだの方も、
一度立ち止まって整理してみる価値は大いにあります。
MVVを考える過程では、自社の“強み”も自然と明らかになります。
私たちもそのプロセスを一緒に伴走しながら、作成を進めてまいります。
■ 次号予告 ■
今回はここまでとさせていただきます。
次号では、「強みの発見」や「コンセプトづくり」についてお話しできればと思います。
また、随時「無料体験会」も開催しております。
無理な営業は一切いたしませんので、どうぞお気軽にご参加ください。
インフルエンザや風邪が流行していますので、
どうぞ体調には十分お気をつけてお過ごしください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いいたします。
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