株式会社プランシード

COLUMNコラム

社長のつぶやき

現場で描く構想図

今回は、PLANSEEDがお客様にご提示する『構想図』についてお話します。

弊社が、ハーフオートメーション導入のご相談・ご依頼を受ける際、必ずその現場を訪問し、『現地現物』を確認した上で、ヒアリングを行います。その際に、その場でロボット導入の構想図(ラフ画)を描き起こし、お客様にご提示できることが、弊社の一番の強みです。
特に、この初対面での打ち合わせは、お客様が “現場の半自動化”について最も意識を高めているタイミングでもあります。「こうしたい!」という理想が沢山でてくる瞬間です。その理想を具体的なイメージとして可視化し、お困りごとの解決案を迅速にお示しすることで、その場の議論が大きく進展します。そして、お客様が思い描いていた理想がぐっと現実に近づくのです!

例えば、こちらは先日、現地調査でお客様の現場を訪れた際に描き起こしたイメージ案です。

その現場では、生産している商品の完成品がラップに巻かれてコンベアに乗ってくる工程でした。

(ロボット)ラップライン→(人)段ボールを被せる→(ロボット)梱包ライン

このような流れでしたが、間の「段ボールを被せる作業」のみ人手で行われていました。

なぜ間の段ボールを被せる作業だけ人(1人)なのかを伺ったところ、
「当初はラップラインのみ自動化 → 後付けで梱包ライン導入」
この結果、間の「段ボール供給作業」が手作業のまま残り、人手を使わざるを得ない状況になったとのことでした。
また、前後の設備を製造した機械メーカーが異なるためどう接続すればよいのか機械メーカーへ相談しても解決できず、やむを得ず放置している状態でした。
さらにスペースも人が立っている程度のスペースしかない為、大がかりな装置も、導入できないことも原因の一つでした。
そこで、そのスペースに協働ロボットを配置してはどうかと提案し、その場で最適な構想イメージを描き起こしました。
製品のニーズや売上動向を考慮し今すぐ導入というわけにはいきませんが、2年後の導入に向けて検討を進めていただいています。

このように、協働ロボットを用いることで、前工程と後工程の設備メーカー会社が異なる場合でもその間を繋げることが可能です。こうしたニッチな問題を解決することは弊社の得意分野でもあります。もし同じ様に諦めてしまっていた課題や・お悩み等ございましたら、是非お気軽にご相談くださいませ。

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