株式会社プランシード

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社長のつぶやき

ロボットテクノロジージャパン2024

7月4日〜6日の3日間、展示会へお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
あっという間に1ヶ月が過ぎてしまいましたが、その展示会で感じたこと、印象に残った事、気がついた事がたくさんありました。

展示会は木金土と開催したうち、平日である木・金曜日はやはり企業の方が多く、また、土曜日はお子様連れのご家族が多いことが印象的でした。2年に1度開催される『ロボットテクノロジージャパン』への出展。今年は、株式会社モリタ様とユニバーサルロボット社様の2つのブースそれぞれに弊社PLANSEEDも共同出展させていただきました。

私はPLANSEEDの代表として、ユニバーサルロボット社様・モリタ様の両方のブースに立っていました。2年前に比べて随分と「協働ロボット」への認知度・興味が高まっていて、大盛況でした。しかし、「協働ロボット、良いとは聞いている」と、漠然とした”優秀なロボットである”ということは知っていて見に来たものの、実際現場にどう取り入れたらよいのかイメージがつかないから、どこのロボットを選べば良いのか違いすらもわからないという声が大多数であったことが大変印象的でした。広い会場内は何処もかしこもロボットだらけ、しかもほとんどが協働ロボット。着目点を見つけることですら難しいのも無理はありません。

弊社は日頃からそういった悩める企業さまのご相談を受けて、ハーフオートメーションの導入を実現化するお手伝いをしているSIerです。そして、沢山の現場を拝見してきたからこそお客様のイメージのしづらさ、どういった答えが欲しいのかがよくわかります。そこで今回の展示は『リアリティ』を意識して出展しました。PLANSEEDのコンセプトは『半自動化』。全自動じゃありません。たとえば、職場にパソコンを置くにしても、何でもかんでも出来る超絶ハイスペックな機種で揃えよう、とはなかなかなりません。使いこなす云々の前に、その事業・現場に不要な機能を盛り込んだ結果高額な物では、コスパが悪いことになってしまいますよね。適材適所、このコストバランスに重きを置く事は、計画を立てるにあたり非常に重要なところ。ですので、『中小企業様の現場に、これが置いてあったらコストバランスいいだろうなあ』という機械を主役に展示しました。すると、皆さま揃って、「そうそう、こういう事ですよね。」と。やはりお客様はイメージがつき易いものを求めて、会場まで足を運んで探しに来てくださっているんだなと感じました。

結果として、
『どういう所にリアリティをもって、どういう使い方をするのか』をお伝えする展示が出来ました。この展示会を通して、お客様にとってロボット導入の漠然としたイメージが現実味を帯び、計画をリアルに実行へ移す一助になれたのではないかと思います。「そんな使い方があるのか!」「そういうことだったのか!」と、よくわからないモヤモヤを晴らしてもらえた手応えがありました。

また、PLANSEEDはSIerですが、もともとは機械設計から始まった会社で、中小企業の悩みというのが痛いほどわかります。ですので「弊社は、ヒアリングを重ね、現地調査してその場でスケッチして、お客様の現場に最適なロボットの使い方を、確信をもって企画・提案、目線を揃えて、いろんな悩みを一緒に解決していけますよ。」というお話をお客様にすると、「え!そうなんだ!是非、うちも見に来てほしい!」というお話に発展したりし、ああ、こういうことを求められているのだな、やっぱりそこがうちの強みなのだなと、再認識することができました。

今回の展示会で気づけた事を活かして、お客様の気持ちに寄り添った伴走型のご提案ができるよう、日々精進して参ります。
重ねまして、ご来場いただきました皆様に感謝申し上げます。

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