「エンゲージメント（engagement）」とは、従業員の会社に対する愛着心や思い入れといった意味です。
このような感情は多くの場合、会社側の努力もあって初めて従業員側に生じるものです。
そのため、最近では「個人と組織が対等の関係で、互いの成長に貢献し合う関係」のことを指すとされています。

対等な関係こそ、よい人間関係を築く第一歩です。
組織のリーダーは上に立つのではありません。

一歩前を歩き、リーダー自らが障害になるものを
取り除き、働きやすい環境を整えるのです。

日本の人事制度は、長い間、終身雇用・年功序列を基本としてきましたが
成果主義的な要素が強くなってきました。人材育成においても、長期的な能力開発よりも、
すぐに業績成果に結びつくようなものが重視されるようになっています。
かつてのドラマに出ていたような部長はいなくなり
管理職もプレイングマネージャーとなりました。
若い店長、若いマネージャーをよく見るようになりました。
やりがいを感じ働いているのかと思いがちですが
実態は異なります。

より良い待遇や環境を求めて転職することに、以前のような抵抗感がなくなったのです。
特に優秀な人材ほどその傾向が強いとされています。
優秀な人材ほど、上昇志向が強く、キャリアアップやスキルアップに関心を持っていることが多いからです。
その結果、多くの企業が人材の流出に悩むようになりました。

このような今の環境から、エンゲージメントへの関心が高まっています。
「従業員の成長や働きがいを高めることが企業の価値を高める」
という組織を構築できれば、退職者を抑え、業績の向上や技術向上も期待できます。

改善の第一歩をＰＬＡＮＳＥＥＤ株式会社でサポートします。